市況展望 (2006.09.10)
■方向感乏しい展開続く。新興市場はソフトバンク、ミクシィ次第か。
先週の日経平均は53円(0.3%)の下落。
週初こそ1万6400円台を一時回復したが、その後はSQなどを睨み
押された形になる。
先週も述べたが9月は年間を通じて最もパフォーマンスの悪い時期である。
逆に中長期では9月中旬以降は仕込み場とも言えそうだ。
今週の株式相場は引き続き方向感の乏しい状況となりそうだ。
国内景気は回復基調にあるが日経平均株価の1万6500円以上は相当に上値が重いと
予想される。
週初に発表される4―6月期の国内総生産(GDP)は年率換算で1.0%増と
速報値より0.2ポイントほどの上方修正がアナリストコンセンサスだが、
同日に発表される機械受注(船舶・電力を除く民需)は前回6月の伸びの反動で減
少に
転じるというのがコンセンサスとなっており、方向感に乏しい。
上値が重いとはいうものの15,700円の底値も固く、しばらくは睨み合いが
続きそうである。
ボックスを上手く捉えて16200円付近では売り、16000円割れの局面では
拾いたい。
需給面では海外投資家が先週末にかけて売り越し基調に転じるなど、
慎重な姿勢を見せている。
一方で個人の信用買残も増加するなど、少し風向きが悪くなっている。
9月は国内機関投資家も積極的に動けないことも考えると、
超低位株などの投機性の高い銘柄に資金が向かう可能性もあるが、
全体として商いは低調であろう。
IPOに目を向けるとSNS最大手のミクシィが14日、東証マザーズに上場する
。
公開価格(155万円)を基に算出した時価総額で既に1000億円超の
大型上場だけに、初値をつけた後の推移で市場の空気を大きく変える
可能性を持つ。
既にIPOを実施しており、ミクシィ株を多く持つネットエイジの動向も併せて
注目だ。

